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採字という作業

自分は印刷屋さんでDTPをやっています。
気が付けば19歳の時からでもう15年になります。
自分が入社した頃からずっと変わらない仕事の一つに採字というモノがあります。
採字って言い方はうちの会社だけのモノかもしれないですが、これはずばり原稿からテキストを入力する事です。
たとえば紙原稿の文字をひたすら、エディタなどで字を入力する作業です。
自分が入社した頃はまだPC-98が現役でこれで一日ずっと一太郎で文字入力をしている事もよくありました。
当時はまだ電算がメインだったので自分が入力したテキストデータはそのまま電算で組版されていたのです。
時は流れ、時代は電算からMacへと移り変わりましたが、採字の仕事は変わりません。
今でも、採字は普通にやっています。
そしてここ最近あらためて感じたのはこの採字って文字をひたすらに入力する作業が意外にも勉強になるって事です。
文字を入力するには、まず原稿を読む事になります。
そして文字を変換していくのですが、この文字変換を意識しながらおこなっているといろんな意味で勉強になるのです。
いろいろな言い回しや言葉の意味、使い方、文体や表現など何も考えずにただただ文字を変換していたら気が付かないちょっとした事を意識しながらに行う事で自分の知識として身に付いていくのです。
そうやって蓄積された知識は、いつかどこかまったく別の仕事をしている時などにふと役立つのです。
近頃はOCRなんて便利なモノもあってスキャナで読み込んだ画像からテキストを引っ張る事もできます。
たしかにOCRは便利です。
でも、自分はほとんどまったくと言っていいほどOCRは使いません。
なぜなら、せっかくの勉強できるチャンスを自らに逃していると思えるからです。
自分の生業となっているDTPは日々勉強の仕事と思っています。
採字を意識してやる事によっていい意味で勉強になるなら自分は積極的にやっていきたいと思います。
特に昨日は久しぶりにほぼ一日朝から夜まで採字をしていました。
その中で社長と一緒に採字をしていて、あらためてその事を強く思いました。
採字と言う作業は単純な中にも学ぶべきところが多々あるのだと…。
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by ahaha-haha | 2008-03-01 23:27 | Mac・PCなど | Comments(2)
Commented by bergkatze at 2008-03-02 01:11 x
う……鉛活字を拾うことかと思いました>採字
まあ、紙原稿を見ながら拾うことに違いはないんですが(^^;)
最近はお客さんの方でワードの原稿を入稿することも多くなってきました。OCR は使わなくもないですが、まだまだ読み取りきれないので、結局自分で校正・修正することになります。
色んな原稿を扱っていると、確かに種々雑多な知識が蓄積されますよね。異業種の内情がわかったり(爆)
Commented by ahaha-haha at 2008-03-02 20:45
bergkatzeさん、こんばんは。
鉛の活字もちょっと前までは会社には残ってました。
さすがに、自分はそれを拾うような機会はなかったのですが…。
ワードや一太郎からのデータ入稿は最近多くなりましたね。
それでも、まだまだ手書きの原稿から文字入力ってのも変わらずにあるますよ。
異業種の内情…、たしかにありますねー。
たまに、目から鱗な内容の原稿に遭遇する事もありますよ。
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